2011年1月アーカイブ

結露

最近、結露に悩んでいる方から相談を受けました。

ご存知の方も多いかと思いますが、結露とは内気と外気の温度差があると室内に、例えば分かり易い箇所は【窓】でしょうか、【窓】の室内側に水滴がついてしまうことです。

何故温度差があると結露が出来るの!?

理由は温かい空気と冷たい空気の飽和水蒸気量の違いです。温かい空気は空気中に含める水蒸気の量が多く、冷たい空気は少ないということです。ですから窓を介して冷たい空気に触れると、飽和水蒸気量を超えた水蒸気が液化してしまうわけです。

 

この寒い冬の時期などは特に悩みの種でしょう。

現在の分譲マンションなどでは、標準仕様で結露対策と防音対策を兼ねていると謳った【二重窓】が当たり前となっておりますが、賃貸マンションではまだまだ根付いておりません。

(防音対策などについては次回にでも説明します。)

と言うのも、単純にコストがかかるからです。

賃貸は最低限の構造以上にし、入居者がお部屋検討の際、競合他社と比較されても呼び込める仕様・設備のラインを悩んでいることが多いんですね。

ここで言う仕様・設備とは目に見えるもので、水回りやフローリング、オートロックなど専門家ではない入居者が見てもわかるところです。

結露などは入居してから分かってくる部分ですから、引っ越し慣れしている方以外は一度は入居後悩んでしまう点でしょう。

結露対策と銘打って【二重窓】【二重サッシュ】にしているところも稀にありますが、大概がその他仕様・設備も十二分に整っているので、賃料に大きく影響していることが多いように思えます。

それでは結露してしまう住環境で、どうやって結露を防ぐのか!

結露の出る条件とろのフローを考えればおのずと答えは導かれます。改めて考えてみましょう。結露が起きる条件とフローとは・・・

1.内気と外気の温度差がある

2.室内の湿度が高く、温度差がある窓付近の空気(水蒸気)が飽和水蒸気量を超えてしまい、液化して窓に付着する

単純にこの2点です。

ではなぜ【二重窓】が結露を防ぐのに有用なのか!【二重窓】とは乾燥剤の入った層を2枚のガラスが挟んでいる窓のことです。乾燥剤を挟んで外部側、内部側に窓があるわけです。つまり、上記「1」の条件を満たしていたとしても、室内の水蒸気が直接外気に触れるガラスに触れることはありません。ですから、水蒸気が液化しにくいということなんですね。まったくしないということはありません。(この話はもっと専門的な話になり、掘り下げていく必要があるので今回は取り上げません)

 

ここでやっと本題!だったらどう防ぐの!?

外気温は我々ではどうしようもないですね。室内を外気と同じような寒さにすることなんて出来ません。

実は人がいる部屋といない部屋では結露が出る量に大きく差が出ます。どちらの方が多いと思いますか?

実は人がいる部屋の方が結露が出ます!人がいると当然、呼吸をするわけですから、空気中に含まれる水蒸気って多いんですよ。これは観葉植物なんかも同じで、ある部屋では結露量は増えてしまいます。

長々と書きましたが、こう書いていると完全に防ぐのは無理ですよね。なるべく少なくする方法、小学校でやったことがあるかもしれません。

【換気】です。外気の水蒸気の少ない乾燥した空気をたまにお部屋に入れてください。とりあえず結露してしまうお部屋はこれしか手段はないと思います。

そんなに長く開放しなくてもいいので、1時間に1回程度でいいのでちょっとの時間あけるだけで随分違いが出ると思います。

結露の出るお部屋にお住いの方は、是非試してください。大した対処法ではありませんが、結露で悩んでいる方は試してはいないと思いますので。

それでも出るぞ、と言う方は室温を少し検討されてみてはいかがでしょうか。

 

賃貸マンションの浴室

つい先日、築浅の賃貸マンションの引っ越しをした親族がいたので、一日引っ越しの手伝いをしに新居を尋ねました。

 

最近の新築物件はしばらく見ていなかったので新居の仕様に驚いてしいました。

と言うのも、水廻りが随分と豪華になっていたからです!

分譲マンションではよく使われていた浴室1620(※)タイプ(浴室乾燥機能付/幅広シャワーヘッド/一部R形状のバスタブ/速乾性フロア)だったのです。

広さは見た限りでは60㎡強程度でしたが、以前では分譲マンションでさえ1620タイプが設置される㎡数は80㎡~が一般的でした。80㎡以下は大体1418(※)タイプが入っていたものです。

それが分譲マンションならいざ知らず、賃貸マンションでこの仕様は豪華すぎるのでは?と思ってしまいました。入居者にはうれしいですけどね!

しかもマンション自体の戸数はそれほど多くありません。知ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、浴室や洗面、キッチンなどの設備機器はマンション単位で入れますと戸数によりその単価を大きく変えることが多々あります。

少数の世帯ですから、設備機器投資にそれなりの費用がさかれたはずです。賃料・管理費は一般的でした。

最近、話にあげた居住エリアでは賃貸の空室率が上がっております。新規の賃貸マンションは差別化を図るために設備機器やその他に力を入れているようです。

実は私も近々賃貸物件ですが、引っ越しをしたいと計画しております。ちょっと嬉しいニュースでしたので、こういった点も考慮に入れて引っ越し先を探してみたいと思います。

デザイナーズ賃貸なども一般的な賃貸物件に賃料を近づけて来ましたから、新入居者サイドに選択の幅が出てきたのではないでしょうか。

 

※1620:浴室の内側の広さが1.6m×2.0mの浴室のこと

※1418:浴室の内側の広さが1.4m×1.8mの浴室のこと

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